うどんの ちから と、むすび むさし は、どちらも広島県民に長らく愛されている地元の二大チェーン店です。
イートインも持ち帰りも、両方とも人気です。
特にむすびは、どちらのお店もお米が美味しいのです。
ちからはあちこちに店舗があり、広島駅南口にも店舗があります。
いつも、だしの美味しそうな香りが漂っています。
こちらは小さな店舗なので、メニューに中華そばがありません。
ですが、他のほとんどの店舗に定番のうどんから蕎麦、中華そばまで麺類のメニューは一通り揃っています。
きつねうどんは、あっさり味と甘辛味の二種類があります。
カレーうどんや中華そばは、和風であっさりしています。
鮭、焼たらこ、梅、昆布、ツナマヨのむすびも美味しく、県外から進学してきた大学生が帰省の手土産はありきたりのお菓子よりも、ここのむすびがいい、と話していました。
巻き寿司も一切れずつから買えます。
定番の各種おはぎの他、季節の和菓子を月替わりで販売していて、イートインでデザートに食べることもできます。
持ち帰り用のレジ袋は、カープと同じ赤色です。
中華そばの種類が多彩な、中華 ちからという店舗もあります。
むすび むさしはマツダスタジアムや広島駅新幹線口にもあります。
マツダスタジアム店には限定メニューが揃っています。
大きな三角むすびに胡麻を振っただけの具のない銀むすびは、シンプルなだけにお米の美味しさが味わえます。
大きめの唐揚げが入った若鶏むすびも人気です。
むさしむすびは、薄く色がついている俵むすびで、昆布などの具が入っています。
持ち帰り用の緑色の包装紙に、広島弁が解説付きで書かれています。
持ち帰り用のむすびも握りたてを用意してもらえるので少し待たされますが、椅子に掛けていると、お茶が出てきます。
至れり尽くせりです。
イートインでは、うどんがあり、ほとんどの人が、むすびとセットで食べています。
土橋店では2階でうどんしゃぶなどで宴会もできます。
どちらも全国展開することなく、県内に限って出店していることから品質や鮮度を保つことが可能で、いつも変わらず美味しく、お昼時はとても混んでいます。
讃岐屋という、うどん屋さんもあちこちに出店していますが、こちらはイートインがメインで、うどんや蕎麦、ラーメンの他、丼物のメニューが充実しています。
名物のスタミナうどんは海老、豚肉、きくらげ、野菜など具沢山のあんかけうどんです。
スライスした生ニンニクが入っているので仕事に支障が出そうな時は、無しで頼みます。
ニンニク入りを風邪気味の時に食べると、翌日には回復できます。
ぶっかけうどんは色々な種類があるので、選り取りみどりです。
冷と温のどちらかを選べますが、喉越しが良くてコシが強い冷たい方が季節を問わずおすすめです。
麺類と一緒にむすびを頼む人が多いのは、ちから や むさし と同じです。