カープと同じ赤いユニフォームのイングランド・プレミアリーグのリヴァプールFCがUEFAチャンピオンズリーグで優勝したんですね。
国内リーグでは1敗しかしてないのに僅か1ポイント差で優勝を逃したというニュースを見て、変わったこともあるもんだな、と思っていたら、かのリーガ・エスパニョーラのFCバルセロナを破り、決勝で同じプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCを降して見事にチャンピオンズリーグ優勝を果たしました。
プレミアリーグの仇を、チャンピオンズリーグで取ったことになるのでしょうか。
トッテナム・ホットスパーのホットスパーは、猪武者、ですか。
今年はちょうど亥年ですね。
中国地方の中山間地では、猪、鹿による作物被害や交通事故などの害獣被害が深刻です。
イギリスではホットスパーというパブやレストランの名前はありふれているようですが、本物の猪は貴族の戦闘訓練を兼ねて盛んだった狩の対象だったため今では絶滅してしまい、日本のような被害対策は必要ないのですね。
平坦地の多いイギリスと違い、猪は日本では山間地に生息しているので、娯楽としての狩は定着しようがなさそうです。
本題に戻りますと、リヴァプールの優勝パレードが「まるでSFの世界」、75万の非現実的な"赤い海"に騒然、というニュースを見て、人数では比べものにならないにせよ、真っ赤という点ではカープの地元の試合は毎回、SF世界ということなのか?と思いました。
ファンばかりかマツダスタジアム周辺のホテルや飲食店の建物までもが、このところ、じわじわと赤くなってきています。
元々、広島駅から球場までの歩道が赤っぽく、球場隣のマンションもやや赤っぽい中を、大勢のカープファンが赤いユニフォームを着て球場へ向かいます。
この赤のユニフォームは本来ならビジター用なのにほとんどのファンが着ていて、ホーム用の白いユニフォームを着ている人は1割程度でしょうか。
球場は赤赤赤赤、Hiroshima、Hiroshima、Hiroshimaで溢れています。
くどいですね。
360度赤い観客席は、7回裏の恒例のジェット風船飛ばしで、さらに赤く染まります。
赤い建物のうちの1軒、スポーツファンベースヒロシマに2019年5月30日、炎のストッパーと呼ばれ、32歳の若さで病死した津田恒美元投手の記念館ができました。
津田恒美記念館です。
クラウドファンデングで資金を募って目標額を大幅に上回り、無事開館できたようです。
祝花が並べられていたのですが、6月2日の日曜日夕方には自由に持ち帰りができて、黒田博樹元投手や、北別府学元投手からの花は全て無くなっていました。
当然ながら花は赤一色です。
JR沿いと球場隣の2軒のローソンの店舗は、レギュラーバージョンの青ではなく、赤バージョンです。
球場脇を走るJR在来線の車両は赤をあしらった、その名もレッドウィングです。
広島バスは赤と白のライン入りです。
広島駅南口からマツダスタジアムにかけては、とにかく何もかもが赤いのです。
これはやはりSFの世界ということになるのでしょうか?