廣嶋雑記

広島のあれこれ

エルドレッドは今

長らくカープで活躍し、外国人選手の在籍期間としては球団最長の7年を記録したエルドレッドですが、2018年限りで退団してしまいました。
在団中は新加入の外国人選手の面倒を見たり、2017年のリーグ優勝の時は怪我をして戦線離脱していた鈴木誠也を背負って胴上げに参加したりと、プレー以外の場でもチームに貢献していました。
特に決まった選手と仲が良いわけではなく、誰とでも良好な関係を築ける性格だそうです。
野村謙二郎前監督からの信任が厚く、自身も英語で的確なアドバイスを、その場でしてくれた前監督をケニーと慕っていたそうで、2014年の本塁打王はその成果とも言えそうです。
2018年のオフでエルドレッド同様、ムードメーカーのベテランだった新井貴浩が引退し、丸佳浩が移籍し、さらにエルドレッドまで退団してしまった時、チームの要がいなくなってしまう、と、カープファンは少し不安を感じたのではないでしょうか。

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エルドレッドは在団中は広島市に住み、オフの日はママチャリに乗っている姿がお馴染みで、気さくに地元民に挨拶してくれて人気者でした。
以前在団していた選手から譲り受けた特大サイズの自転車ではありましたが、巨躯なのでママチャリが小さく見えていたようです。
市内にインターナショナルスクールはあるのですが、自宅から離れた場所にあったためか子どもさんを近所の市立小学校に通わせていて、庶民的だと思われていました。
実際は9割の生徒が有名大学への進学率が高い中高一貫校の受験をするので、小学校低学年のうちに英検2級に合格する英語が得意な生徒がいたりして、エルドレッドの子どもさんも抵抗なく友達付き合いができたようで、広島弁にも馴染んで流暢に喋ったりしていたらしいです。

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広島のテレビ局のローカル番組で、エルドレッドが退団後、アメリカへ帰国してからの生活を現地取材していました。
フロリダ州の広い家で一家6人が暮らしているようです。
かつての広島の住まいは、現在のフロリダの家のリビングルームほどしかなかったので、今は広くて過ごしやすいそうです。
まったくもって、その通りでしょう。


広い庭の一角にエルドレッド自作の廃材を利用した鶏小屋があり、子ども達が世話をしているそうです。
子どもの頃から責任をもって生き物の世話をすることはいい教育になる、と言っていましたが、現代日本の住宅事情からしたら、ポツンと一軒家に住んででもいない限り、大多数の家庭にはそんな教育は中々望めないのではないかと思いました。


エルドレッド自身は、小さな頃からお父さんと週末に釣りに出かけていたのでほとんど習慣のようになっていて、フロリダではブラックパールという船を所有し、沖で大物を釣っていました。
広島でも釣りはポピュラーなので、もしかしたら在団中に誘われると出かけていたのかもしれないですね。
温暖なフロリダ出身で釣りが好きだから、気候が似ていて海辺の広島に馴染みやすかったのかもしれません。
意外かもしれませんが、広島県民の性格は真面目なので、エルドレッドの性格的にも広島に合っていたのだと思います。

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奥さんは広島のお好み焼きが大好きで、毎日食べていたそうです。
地元民ですら、そこまで頻繁には食べません。
エルドレッド本人もお好み焼きの味にはうるさいようで、番組のMCがフロリダのエルドレッド宅で作ったものを試食した途端、これはお好み焼きからは程遠い、と辛口でした。


元々フロリダ出身なので実家も近くにあるようで、堅実な生活をしているようです。
エルドレッド本人は現役続行を希望していたのですが今のところプレーできる球団は見つかっておらず、トレーニングに励みながらの充電期間中のようです。
カープ時代、子どもさん達と過ごす時間が限られていたということですが、今は家族の朝ご飯を作ったり、学校から戻ってきた子ども達と一緒に遊んだりできて、その点では充実しているようでした。

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